庭木の枝払いその後

外から家の見通せるようになり、風通りの良さに風邪を引きそうだ。あっちこっちが削ぎ落とされ、婚礼前の娘のようで気恥ずかしい。家に入るのに照れてしまい挨拶なんぞしてしまう。
物を置き放題だった縁台も隣家から丸見えとなり片づけを迫られている気分。


下枝や枯葉はかなり残して下さったようだ。きれいさっぱりさせて一仕事終わり。としたいのが職人さんだろうに有難い。
物干しにでも使えそうな小枝を払った長い枝を2本も別に取り置いてあり、梅の落とし枝も長短様々玄関前に集めて下さってあった。


梅は早速仕分けし、小枝は家の中へ活け、大振りなものはまとめて職場へ持って行くことにした。
二足ほど早い春にフロアが暖まったのは言うまでも無い。自立度の高い入居者が部屋に持っていったり、話題のきっかけになったりと、大変に好評であった。
固かった蕾がその日のうちから開き始め、一週間を待たずに満開となった。さすが常春の国。