母とのツナガリ
ものごっつ久しぶりな写真シゴト。
「体空いてる?」って連絡頂いて、たまたま休みの日だったので二つ返事で引き受けさせていただいて。
2年だか前にも一度撮らせて頂いてるんだけど、その時は客席後方の車椅子エリアから望遠レンズ使ったんだ。「シャッター音が響く」って事で。
- シャッター音不可
- 演奏中の移動不可
- もちろんストロボ不可
てなわけで、先方のデジカメを使用することに。
一眼レフじゃないけど、商品にするわけじゃなくて記録だからね、それで充分らしい。
開演時間の2時間前にinして、リハーサルの途中から客席で初めて使うカメラと遊ぶ。
Manualモードのやり方が良くわかんなくて、伺ってみたんだけど「知らん」との事。
あっちゃこっちゃいじっちゃって元に戻せなくなる方が問題なので、設定は預かったままを使うことにした。
三脚もあるし、外側に付いてるダイヤルだけでなんとかなるだろと腹括った。
- 撮影規格
- 舞台全体
- 先生以外の演奏者ひとまとめ
- 各演奏者
演目は9曲。演奏者は各2〜4名。
全員の集合写真と、希望があれば個人撮影もする。
人数が少ないから楽ー。
- 200枚以内で撮影
- 元データのカードお借りする
- 各演奏者4,5枚に絞る
- 必要があればレタッチ
- CDに焼く
- データ郵送
色被り有るけど、調整は依頼があったらする。
ホテルもそうだけど、舞台照明って独特じゃん。「それが現状の味」と思う人もいれば「変な色になっちゃってる」と思う人もいる。「衣装の色が違う」とかね。
ゴチャゴチャ弄ってみた挙句、「元ので良かったのに」なんて言われたら切ないからさ、
ある程度全部の写真の調子を合わせたら、取り合えず納めちゃう。依頼主にも寄るけど。
今回の依頼主は、「色より表情」で、「押さえるトコ押さえてあればオッケー」らしいからダイジョブなんじゃないかなーと思う。
お弁当やお菓子、飲み物も皆さんと一緒に食べさせて頂いて、過分な足代を頂戴し、
邦楽に浸れた5時間弱でありました。
(事前にシャチョさんに報告すると、やれBack Payがどうの、それは自分を通せのってウルサイから事後報告とするw
てか、確かに再会の切っ掛けはそっちだけど、元々は個人的付き合い(?)なわけで、仕事請けたからってトヤカク言われる筋合いは無くってよ)
依頼主は母親つながりだから、もっとキューってなるかなーと思ったんだけど、そうでもなかった。ちょっとシンミリした程度。
母の話を出すような人じゃなかったからかも。有り難かった。
にしても。
いいねぇ、やっぱ三曲は。日本人で良かったわ。
程良い緊張感。凛とした空気。自然と背筋が伸びるもんね。
静寂にして荘厳で華やかで。
もうさぁ、私は思考がトロイから、国籍問わずアップテンポで動きが早いとアフアフしちゃうのよ。ぃゃ、三曲にだってテンポの早いのは有るんですけど。特にこの先生は古典もやるけど前衛もやるからさ。
でも、なんか雰囲気が違うんだよね。何だろうねぇ。音階?音色?出演者の性質?全部ひっくるめての空気感なんだろうな。